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展示会で集めたリード、どう活かす?失敗しないフォロー&活用術

展示会で集めたリード、そのまま放置していませんか?

名刺交換や資料請求で得た数多くの見込み顧客情報も、適切なタイミングと方法でフォローしなければ、商談にも受注にもつながりません。

実際、「リード数は多いのに成果が出ない」と悩む企業は少なくありません。その原因の多くは、初動の遅れや一律対応、営業リソースの不足といった“フォローの質”にあります。

本記事では、展示会リードの活用に失敗しがちな理由とその対策を、具体的なステップでわかりやすく解説します。


目次[非表示]

  1. 1.展示会で獲得したリードがその後につながらない3つの理由
    1. 1.1.フォローが遅く熱が冷めるタイミングロス
    2. 1.2.一律対応で見込み度の高いリードを逃している
    3. 1.3.営業現場のリソース不足で優先順位がつけられない
  2. 2.展示会リードを成果につなげるための3ステップとセグメント別アプローチ戦略
    1. 2.1.ステップ1:展示会直後のスピードフォローが最重要
    2. 2.2.ステップ2:リード情報を整理・分析し、見込み度を見える化する
    3. 2.3.ステップ3:セグメント別に最適なフォローを設計する
      1. 2.3.1.▶ ホットリード:「いますぐ営業」すべき層
      2. 2.3.2.▶ ミドル・コールドリード:ナーチャリングが必要な層
      3. 2.3.3.▶ チャネルと頻度の最適化も重要
  3. 3.LEADPADが実現する、展示会リードの見える化と成果化
    1. 3.1.「ターゲットに合っているか」を自動で判断できる仕組み
    2. 3.2.優先度がシグナルで見える!アプローチタイミングも明確に
    3. 3.3.営業リストを簡単生成 × テンプレートで即アクション可能
  4. 4. 【事例】LEADPADで展示会リードの商談化率を向上させた企業の声
    1. 4.1.ソニックムーブ「商談化率50%を達成。展示会後のリード活用が劇的に変化」
      1. 4.1.1.✔ 課題:営業活動が属人化し、新規リードへの対応に限界
      2. 4.1.2.✔ 施策:ワークフロー機能で展示会・ウェビナーのフォローを自動化
      3. 4.1.3.✔ 成果:商談化率が30%→50%以上に向上
      4. 4.1.4.✔ 今後の展望:160万社データベースを活かし、攻めの営業へ
  5. 5.まとめ


展示会で獲得したリードがその後につながらない3つの理由

展示会で多くのリードを獲得したにも関わらず、思うように商談や受注につながらない。この課題は多くの企業が抱えています。ここでは、リードが成果につながらない3つの典型的な原因を解説します。


フォローが遅く熱が冷めるタイミングロス

展示会で名刺交換した直後は、相手企業も一定の関心を持っています。

しかし、フォローが遅れてしまうと、その関心は急速に薄れていきます。現場が忙しく、フォローに手が回らない、あるいは「後日改めて連絡しよう」と放置されると、リードは他社に流れてしまうこともあります。タイミングを逃すことは、ビジネスチャンスそのものを逃すことに直結します。


一律対応で見込み度の高いリードを逃している

展示会では、見込み度の高いホットリードも、将来的な可能性のある育成が必要な顧客も一緒に獲得できます。しかし多くの企業がこれらを区別せず、一律のメール配信や非パーソナライズな対応をしてしまいがちです。

その結果、本来であれば即アプローチすべきホットリードを逃してしまい、ミドル・コールド層にも適切な育成アクションが届かず、全体として成果につながりにくくなります。

リードには温度感に応じた対応が必要です。見込み度を正しく見極めて、それぞれに合ったアプローチを行う体制が求められます。


営業現場のリソース不足で優先順位がつけられない

展示会後のリードは数百〜数千件になることもあります。営業チームの人数に対してリードが多すぎると、「どこから着手すればよいのか分からない」という状態になりがちです。

属人的な判断や手が空いている人が対応という体制では、重要なリードに十分な時間が割かれないまま機会損失が発生します。また、営業リソースの限界から、対応が後回しになるリードが放置されることも珍しくありません。

このような状況を防ぐには、営業活動の優先順位を見える化し、属人化を排除したオペレーション体制を構築する必要があります。



展示会リードを成果につなげるための3ステップとセグメント別アプローチ戦略

展示会で得たリードを商談・受注につなげるには、闇雲なアプローチでは成果が出ません。成果を出している企業は「スピード対応」→「見込み度の可視化」→「セグメント別の戦略的フォロー」という明確なステップを踏んでいます。

ここでは、再現性のある3つの基本ステップと、それに基づいたリード層ごとの実践的アプローチ法をご紹介します。


ステップ1:展示会直後のスピードフォローが最重要

展示会後、最初の72時間以内、できれば24時間以内のフォローが成果を左右する決定的要因です。多くのリードは他社のブースも回っており、最も印象が残っているうちに接点を持つことが重要です。


▼すぐに実施すべきアクション例

  • お礼メールの自動送信(名刺交換者、資料請求者)
  • 架電でのニーズヒアリング
  • Webアクセス履歴などによる興味・関心の確認


ステップ2:リード情報を整理・分析し、見込み度を見える化する

集めた名刺や問い合わせをただ「リード」として一括管理するだけでは、見込み度の高い商談機会を見逃す恐れがあります。そこで重要なのが、属性情報と行動情報をもとにしたリードのセグメンテーション(分類)です。


▼活用すべき主な情報

  • 企業属性(業種、従業員数、上場区分など)
  • 展示会内での接触内容(セミナー参加、資料請求など)
  • アクションログ(メール開封、サイト訪問履歴)

これらを整理・分析することで、ホット/ミドル/コールドといった温度感別のリード像が明確になります。


ステップ3:セグメント別に最適なフォローを設計する

見込み度が見えたら、次にやるべきは「セグメントごとのアプローチ戦略」の実行です。リード全体を一括で処理するのではなく、それぞれの温度感に応じた最適なチャネル・タイミング・内容でアプローチを設計しましょう。


▶ ホットリード:「いますぐ営業」すべき層

特徴:展示会で明確な興味を示し、短期での導入検討が想定される

アプローチ:

  • 担当者名を指定した即架電
  • パーソナライズされた提案資料の送付
  • アポ獲得をゴールに据えたクローズアクション

見極めのポイントは、名刺交換時の会話内容・役職・展示会後のアクション(資料DL、サイト閲覧など)です。


▶ ミドル・コールドリード:ナーチャリングが必要な層

特徴:まだ比較・情報収集中。すぐに導入には至らないが将来的な見込みあり

アプローチ:

  • 導入事例やお役立ちコンテンツの継続送信
  • 時期を見て定期的な接触(例:2週間ごと)
  • 興味シグナルが出たタイミングで営業連携

ナーチャリング(育成)には継続的な関係構築が不可欠です。フォローの濃淡を調整しながら、中長期的にリードを温めましょう。


▶ チャネルと頻度の最適化も重要

すべてのリードに同じ頻度・同じチャネルで接触するのは非効率です。以下のようにチャネルを使い分ける工夫が有効です。


セグメント

チャネル別アプローチ例

フォロー頻度例

ホットリード

架電・メール

即日+週1

ミドルリード

メール・セミナー

2週〜月1ペース

コールドリード

メール・SNS

月1〜四半期ごと



LEADPADが実現する、展示会リードの見える化と成果化

展示会リードを成果につなげるには、「どのリードに、いつ、どうアプローチすべきか?」を把握できる環境づくりが不可欠です。しかし、Excelや属人的な管理では限界があり、フォロー漏れや機会損失を生みがちです。

LEADPADは、160万社以上の企業データベースと営業ワークフロー機能を活用することで、展示会後のフォロー活動を仕組み化し、リードの可視化と成果化を実現します。


「ターゲットに合っているか」を自動で判断できる仕組み

LEADPADでは、展示会で獲得したリードを160万社の企業データベースと照合し、業種・従業員規模・上場区分などの情報を即座に付与します。これにより、貴社のターゲット条件に合致しているかどうかをすぐに把握できます。

  • 自社と親和性の高い企業かどうかを可視化
  • 重複や無効リードの自動クレンジング
  • Salesforce連携により、企業属性の自動補完も可能


優先度がシグナルで見える!アプローチタイミングも明確に

LEADPADでは、購買シグナル(Webサイト訪問、メール開封・クリックなど)をリアルタイムで検知。この動きをもとに、リードの見込み度をスコアリングし、「今アプローチすべきリード」が一目で分かる仕組みが整っています。

  • 興味・関心の高いリードをリストアップ
  • 「誰に・いつ・何をするべきか」を自動でタスク化
  • アプローチの優先順位を視覚的に管理可能


営業リストを簡単生成 × テンプレートで即アクション可能

展示会後にありがちな課題が、「リスト整理に時間がかかる」「対応が属人化する」といったオペレーション面の問題です。LEADPADでは、条件に応じた営業リストを簡単に生成し、すぐに行動に移せるテンプレートも提供されます。

  • 簡単に作成できるリストを基に即メール送信・架電が可能
  • アプローチ内容もテンプレート化で質を均一に保てる
  • 営業活動の履歴はすべてLEADPADに記録することで資産化できる

これにより「展示会後の初動が遅れる」「誰に何を送ったか分からなくなる」といった問題を防げます。



 【事例】LEADPADで展示会リードの商談化率を向上させた企業の声

LEADPADは多くの企業で導入され、展示会後のリード活用における成果創出に寄与しています。ここでは、実際にLEADPADを活用して「商談化率」や「営業効率」に変化が生まれた事例を紹介します。


ソニックムーブ「商談化率50%を達成。展示会後のリード活用が劇的に変化」

ソニックムーブは、テクノロジーとデザインの力で「もっと便利に」「もっと楽しく」を生み出すことをミッションとする、デジタルコミュニケーションに特化した開発会社です。

営業組織の立ち上げ期において、新たなリード獲得と効率的な育成が大きな課題となる中、LEADPADを導入。営業活動を仕組み化し、商談化率の向上を実現しました。


✔ 課題:営業活動が属人化し、新規リードへの対応に限界

LEADPAD導入前、同社の営業活動は代表一人での対応が中心。増加する事業機会に対し、リードへの十分なアプローチができていない状態でした。

売上拡大を目指し、営業支援会社との提携と同時に、営業プロセスを構築・自動化するためのツールとしてLEADPADを採用しました。


✔ 施策:ワークフロー機能で展示会・ウェビナーのフォローを自動化

LEADPADの導入後は、展示会・ウェビナーのフォローアップにワークフローを活用。

例えば、参加者への自動メール送信や失注案件への継続フォローなどを効率的に設計することで、人的リソースに頼らずリードナーチャリングを継続的に実行できる体制を構築しました。また、初動対応を逃さず、興味の高いリードから優先的にアプローチする仕組みを整備することで、商談につながるリードの取りこぼしを防止しています。


✔ 成果:商談化率が30%→50%以上に向上

LEADPADの活用により、展示会から獲得したリードへの対応が劇的に改善。

特に初動対応のスピードとフォロー品質の向上が、以下のような成果につながっています。

  • 展示会では想定を上回る23件の商談機会を創出し、1件はすでに受注
  • 問い合わせ対応からの商談化率は従来の30%から50%以上に上昇
  • リード管理やアプローチの属人化が解消され、営業チーム全体の動きが明確に


✔ 今後の展望:160万社データベースを活かし、攻めの営業へ

今後は、LEADPADに搭載されている160万社の企業データベースをさらに活用し、よりターゲット精度の高い営業リストを構築。

加えて、レポート機能を通じて商談・失注分析を行い、営業戦略のPDCAを加速させる予定です。

  株式会社ソニックムーブ様 導入事例 |「LEADPAD」新規開拓と受注率アップを叶えるセールスエンゲージメントツール|株式会社Rockets LEADPAD導入で商談化率50%達成!ナーチャリングと展示会フォローの成功事例 株式会社Rockets



まとめ

展示会で得たリードを成果につなげるには、「スピード対応」「見込み度の可視化」「セグメント別の最適なアプローチ」の3つが欠かせません。

初動が遅れれば関心は薄れ、温度感を見極めずに一律対応すれば商機を逃します。また属人的な営業体制では対応の質や継続性にバラつきが出ます。

こうした課題に対し、LEADPADは160万社のデータと営業ワークフロー機能で、リードの優先順位付けや自動フォローを実現することが可能です。リードを「数」ではなく「商談」に変えるための体制づくりを考えていきましょう。

  資料ダウンロード詳細 |「LEADPAD」新規開拓と受注率アップを叶えるセールスエンゲージメントツール|株式会社Rockets LEADPAD(リードパッド)に関する詳しい資料は当ページからダウンロードいただけます。LEADPADは、受注率の高い顧客を見つけるセールスエンゲージメントツールです。貴社の顧客情報と、当社が保有する膨大な企業データベースやキーマン情報を組み合わせることで、より詳細でリアルタイムなリード情報を抽出。顧客の動向がわかるシグナル通知を活用した最適なタイミングでのアプローチを可能とし、 調査やリスト化の工数を大幅に削減し、これまで以上に効率的な営業活動環境の構築を支援します。 株式会社Rockets


林田光生
林田光生
大学卒業後、新卒でECの会社に入社するも4ヶ月で退職。その後、ブロガー・YouTuberとして2年半フリーランスとして活動後、2020年11月にLEADPADにジョイン。カスタマーサクセス、マーケティングなど、幅広い業務に従事。

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